カラー写真 20点 中原智さん『そうさいこうか』提供

この本は旅行記ではありません。
まだ、『地球の歩き方』も『旅行人ノート アジア横断』も出ていない数年前に三たびイランに行きたくて、必死で調べた資料です。
日本語のガイドブックなどなくて、イスラーム建築の本から漁って、英語のガイドブックを泣く泣く辞書を引いて、気の遠くなるような作業をした日々…。

2版の時に郊外を1ページ追加したばかりなのに、今回は表紙、序文2ページとコラム2ページ半、カット6点、さらに写真も3ページ増えてしまいました。
一応今回が決定版のはずです。

私にとって、イスラーム建築は途方もない迷宮ですが、「ペルシア」もまた、その迷宮の中の魔窟のようなものです。渾沌として、泥沼のように引きずりこんでくれます。
その渾沌の世界をかいま見られるのが、ここ、ヤズドかもしれません。
ヤズドは町は小さいくせに、エスファハーンに匹敵する美しいと評判のモスクと、イスラーム以前の珍しいゾロアスター教の遺跡も楽しめるというなかなか侮れない町なのです。

 A5判・48ページ・コピー版 送込 700円
(新刊案内・1)2005年〜2010年

 ブログ『ちゃいはね別館』のカテゴリ、新刊案内 2010年7月15日〜もご覧くださいませ。     

〔2010年夏コミ新刊〕
ペルシア遊記08-2
ソルターニェと
タフテ・ソレイマーン

新しい2つの世界遺産
イル・ハーン朝の王都の跡
 ソルターニェ
サーサーン朝の聖地と
イル・ハーン朝の夏の宮殿跡
タフテ・ソレイマーン
そして鋼の町ザンジャーン

亜神イラスト16枚!
中原さんの地図5枚・図版15・スケッチ13
ドラゴン3
A5判/64ページ

(付録・追記)
本文8ページ、
19世紀の銅版画
タフテ・ソレイマーンの新たな図面 合わせて16ページ。

送込・各700円
〔2009年夏コミ新刊〕ペルシア遊記08-1 カズヴィーン


詳しくは、ブログ『ちゃいはね別館』のカテゴリ、新刊案内 
2009年8月12日、14日、15日もご覧くださいませ。
カズヴィーンとその周辺
クルヴェ、
タケスターン、
ハラカーン(カレガーン)
サミラーン

亜神さんのイラスト13枚!
中原さんにおこしてもらった地図4枚、図版12、
さらに写真からおこしてもらった内部・天井のスケッチ9!
写真も11、モノクロですが、入れちゃいました。
(さらに追加の図版・地図10?)
久しぶりに飾り罫も。
A5判/48ページ
送込・各700円
〔2008年夏コミ・刊
ペルシア遊記07-1『マシュハド』
07-2
『ヤズド』
07-3
『ケルマーン』
3度目のイラン。やっと行けました、10年ぶり!
念願のマシュハド、ヤズド、そしてケルマーン。
やっと入れました、ゴーハルシャード・モスク。

マシュハドから300キロ離れた、珍しい
ハルギルドのマドラセや、ズーザンのモスク跡。
ヤズドでは、イランで3番目に古い
ファフラージのモスク。

ゾロアスター教の史跡・チャクチャク、獅子の砦。
ケルマーンでは、知られざるセルジューク朝の
モスクや墓、要塞跡ラーイエン、マーハーンや
ジュパールの霊廟。
等、盛りだくさん。イラスト・図版・地図も豊富。

 A5判・20〜28ページ・コピー版−送込・各600円
(カラー写真・各10ページ)
[2007年・夏コミ新刊]
『不動産屋
が教えてくれた
家探しの秘密・その2 〔完結編〕
『田無の店舗付き』その後。
 〜実は一番怖い重要事項説明書
 〜逃げる不動産屋

 実践編・2 16例
 契約寸前編 7例
 契約編・2 2例
 実践編・3 10例
 契約編・3 最後の家

 書庫について〜理想の条件

 A5判・52ページ・コピー版−送込 500円
〔2006年・冬コミ新刊〕
ペルガモン博物館 中東編
[写真集]
      −イシュタールに呼ばれて−
知られざる古代メソポタミア文明とイスラーム美術の収蔵品を紹介。
とくにイスラーム美術のコレクションは必見。

ギリシア・ローマ側はどこにでも載っているのに,
中東側は,イシュタールの門以外は,あまり知られていないようなので,
つい,作ってしまいました。

カラー写真・56点 
A5・36ページ(カラー・24ページ)
コピー版・送込 700円
[2006年・夏コミ刊]
『不動産屋が教えてくれた家探しの秘密・その1
家と出会う

家を探す。
 これは本当に難しい。
欠陥住宅なんかごろごろしている昨今。
おまけに不良債権を処分しようと躍起になる銀行と不動産屋の
売り逃げ合戦が手ぐすねひいて待ち構えている。
ただでさえ、口八丁のいい加減な不動産屋が多い世の中。
いったいどうやったら、欲しい家を見つけられるのか。
どうやったら、騙されずにすむのか。
ましてや理想の家など見つかるものなのか。
 難題である。

苦節八年の家探しの体験談
不動産屋が教えてくれた買っては行けない条件とは・・・

 A5判・40ページ・コピー版−送込 400円

『ヤズド』(増補版)

(2005年・冬コミ刊)
『タブリーズとアーザルバーイジャーン』
                        

カラー写真 12点−水木弘さん『雑学会』提供

今回も『ヤズド』に引続き、行っていないくせに、昔調べた資料です。
この本は水木弘氏の写真なくしては、生まれませんでした。

 エスファハーンに始まったペルシアの迷宮の旅ですが、
エスファハーンに都を開いたサファヴィー朝の最初の都は
タブリーズであり、彼らの故郷が、この地方なのです。
そうして私を虜にしたエスファハーンの王のモスクを凌ぐといわれるの
が、マシュハドのゴウハルシャード・モスクですが、
そのゴウハルシャード・モスクに匹敵する美しいタイルが残っているのは、
タブリーズの青のモスクなのです。

タブリーズはかつては西の都でした。一時はペルシア全土の都
だったこともあります。それがモンゴル時代、フレグ・ウルス時代
(イル・ハーン時代ともいう 1258〜1353)でした。
 すべてを破壊し尽くしたと恐れられたモンゴル軍とティームール軍
ですが、しかしこの時代、これが信じられないことに、
実に恐ろしい建物と文化を残しているのです。

 ほかにもサファヴィー朝の故郷アルダビール,
       モンゴル時代の最初の都マラーゲ,
       パルティアの遺跡,
       古代の聖地タフテ・スレイマン,
       ウラルトゥの遺跡など,
 アーザルバーイジャーンには見どころが沢山。
 A5判・40ページ・コピー版
 送込 700円
(新刊じゃないけど,こんなのもあります) ペルシア遊記[写真集]
『ペルシア遊記・1』の内容に合わせて作った写真集
    カラーコピー版 10P/ 700円 残少
    コム/カーシャーン/タールク・シタデル/エスファハーン 

『ペルシア遊記・1』の内容に合わせて作った絵ハガキもあります。
                 カラー写真 
     〔エスファハーン〕王のモスク1装飾/2月夜/
               金曜のモスク/ハージュ橋
      シェイフロトフォッラーモスク1装飾/2ドーム/
               四十柱宮/アリ・カプ宮 
               カラー写真8枚  < 800円>

イラストの絵ハガキもあります。
       イラク〜ホルサバードの精霊/
            8Cのバグダード/ナジャフ・アリー廟
       イラン〜エスファハーン・王のモスク/
            コム・ファーティマ廟1/2
       シリア〜ダマスカス・ウマイヤモスク/
            シュバリエ城・モスク
               1色8枚  < 400円>


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